著：梨木 香歩　出版社：新潮社 215ページ　197㎜×135㎜　ハードカバー ロングベストセラー『西の魔女が死んだ』につながる短篇小説『ブラッキーの話』『冬の午後』、書下ろし『かまどに小枝を』の3篇をあわせて収録する愛蔵版小説集。深い森のような緑色に金箔の文字が美しい装丁。梨木ファンにはたまらない一冊。 繊細な感受性を持つ中学生のまいは、傷ついた自分の心を持て余しています。そんな孫娘を見守るまいの祖母。山の静けさと緑。熱い紅茶と手作りのジャム、生みたての卵で作るオ作るオムレツ。規則正しい生活と畑仕事。 おばあちゃん、大好き アイ・ノウ 絶対的な愛情と信頼に包まれ、まいは少しずつ回復していきます。表題作にまつわる物語「ブラッキーの話」、「冬の午後」、「かまどに小枝を」も収録。最後に「あとがき」の著者の言葉が、優しく貴方をハグしてくれることでしょう。