著:齋藤陽道 出版社:ナナロク社
196ページ 257㎜×185㎜ ソフトカバー
手話のある生活と、子どもたちの「ことば」の成長と発見を記録した育児まんが日記。「写真や文章では手話のおもしろさが伝わらない!」と、写真家が自ら描き、記録しました。
「日本手話」は「日本語」とは異なることば。手指の動き、速さ、視線、表情、体の動きに意味があり、著者は「日本手話」が母語。
一方、聴こえる著者の子どもたちは、「日本語」と「日本手話」両方を上手に使いながら会話します。その会話の豊かで変化に富んでいること!
結局、必要なのは喜びを分かち合いたいと願う原始的な感情なのだと気付かされます。
聾者の視点からの子育てに関する情報としても貴重な一冊。