著:土井善晴 出版社:新潮社
240ページ 173㎜×108㎜ ソフトカバー
一汁一菜とは、味噌汁とご飯と香の物(漬物)。とりあえず、ご飯を炊いて、具沢山の味噌汁を作れば、食事になります。
一汁一菜は、暮らしの中で生きる土台となるもの。日々同じようでいて、お味噌汁一椀には無限の変化があり、その違いに気づく感性が育まれます。
多くの人から支持され、広まりつつある「一汁一菜」。しかし、著者がこのスタイルに至るには、長い道のりがありました。
偉大な料理研究家の父の元にうまれ、フランス料理、日本料理の頂点で修行を積んだ著者が、「人を幸せにする」料理に行き着くまでの道のりを吐露します。