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ぼろの美 襤褸残照

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4,620円

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著:額田晃作 出版社:青幻舎 272ページ 298㎜×215㎜ ソフトカバー 画家で陶芸家の著者が集めた1000点以上の襤褸(らんる)=ぼろ。そのコレクションの中から500点余りを収録。 襤褸(ぼろ)。 それは、かつて漁村や農村の貧しさの中で、貴重な綿布を修理し、縫い、繕うことで意図せず生まれたもの。 それなのに、継ぎ合わされた布に、美しさが感じられるのは何故なのでしょう? コレクションの中には、破れ、穴が開き、もとの原型をとどめていないものも。 そこにも何かの意志や強さを感じるのは、布が経てきた歴史、繕った人間の魂がなせる技なのでしょうか? 今では、「BORO」は世界に通じるアート。人の営みの中に宿り、受け継がれる美に対する畏怖の念は、世界共通なのかもしれません。

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