著:笹井宏之 出版社:書肆侃侃方
112ページ 210㎜×125㎜ ソフトカバー
没後10年以上を経てなお読む人の心をつかんで離さない若き歌人。彗星のように現代短歌を駆け抜けた笹井宏之の第一歌集。
病で思うようにならない身体。歌人にとって短歌をかくことは、遠い異国を旅し、知らない音楽を聴き、どこにも存在しない風景を眺めること。そして、どこまでも自分の中へと入ってゆく、果てしのない瞑想でした。
水田を歩む
クリアファイルから散った 真冬の譜面を追って
開くたびに新たな風景と出会える歌集。