






著:多々納弘光 出版社:青幻舎
256ページ 195㎜×135㎜ ハードカバー
出雲大社の南東12キロ、
出西生姜が特産の
斐伊川がゆるやかに蛇行する
出雲平野の一角。
そこに出西窯があります。
戦後、柳宗悦ら民藝の師に導かれ、
5人の青年が新しく窯を築いて仕事を始めました。
著者はその5人のうちの一人(2017年没)。
表紙の写真、「出西ブルー」と呼ばれる独特の藍色の美しいこと!
真実の美は
人間の働きにこそ宿るんだ
河井寛次郎
正しさとは土地柄の出る
仕事ぶりのことだよ。
濱田庄司
その器に唇を寄せて喜びがあるか。
バーナード・リーチ
現在、窯場の敷地内にベーカリーやセレクトショップがそろい、衣食住をあわせた「出西くらしのヴィレッジ」が始まりました。
そこには、コミュニティーづくりへのヒントも数多く詰まっています。
民藝だけでなく、コミュニティづくりに興味のある方にも、是非手に取っていただきたいです。