著:若松英輔 出版社:亜紀書房
112ページ 195㎜×128㎜ ソフトカバー
昨年末に発刊された若松英輔さんの新しい詩集です。
人はどういう時に詩を書くのでしょう?
心を突き動かされるような経験をしたとき?
自分の感情を言葉で残したいと思ったとき?
著者にとって「詩を書く」のは、書き得ないことを感じ直そうとする試み、人生という地平から自分だけの問いを見つけ出そうとする営みであると。
詩情を伴う言葉のみが心と心、魂と魂をつなぐとすれば、詩を書くことは人が生きていく上でなくてはならない営みなのかもしれません。
この詩集の言葉が青い鳥のように羽ばたき、悲しみとともにある方たちの心に寄り添ってくれますように。