






著:岡真理 , 小山哲 , 藤原辰史 出版社:ミシマ社
224ページ 188㎜×128㎜ ソフトカバー
ミシマ社の最新刊、本日リアル書店先行発売です!
「パレスチナ問題には、世界の(とりわけ近代ヨーロッパの五百年の歴史の)諸矛盾が凝縮されています」
冒頭で述べられているように、パレスチナ問題は簡単にその全容を理解できるものではありません。それだけ複雑で根の深い問題です。
本書はパレスチナ問題に詳しい岡氏、ポーランド、中東欧史が専門の小山氏、現代史、食と農の歴史が専門の藤原氏の対話によりパレスチナ問題をひもといた上で、私たちの歴史観そのものを問います。
そのうえで、パレスチナ問題は、中東で起きている中東の国の問題ではなく、ヨーロッパの問題である。という提起のもと、西洋中心主義的歴史に代わる現代世界を理解するための新しい「グローバルヒストリー」の形成を目指します。
★同じくミシマ社の『中学生から知りたいウクライナのこと』とあわあせて読むことをお勧めします。