





著:野外のもりこ 出版社:KADOKAWA
208ページ 188㎜×128㎜ ソフトカバー
「自分だけのための静かな休息、取れていますか。」
このひと言に惹かれて手にとった一冊。
ある休日にふと思い立ち、通勤用の小さな車に乗って、コンビニでコーヒーとチョコレートを買い、近くの海までドライブし、車の中で本を読んだ。たったこれだけのことなのに、まるで海外旅行に来ているような高揚感に包まれた著者。
変則的な勤務体系で友だちと一緒の旅は難しくても、ひとりで車に乗ってゆるりと出かけるだけなら簡単じゃないか?
温厚で、緑が美しい春。
ちょっと過酷だけど憎めない夏。
賑やかで健康で美味しい秋。
澄んだ空気が心地よい冬。
季節の流れに身を委ねて、著者が体験してきた「ゆるり豊かなひとり旅」のエピソードです。