






著:堀部安嗣 中島岳志 出版社:ミシマ社
168ページ 188㎜×128㎜ ソフトカバー
建築家の堀部さんと「利他」を追求してこられた中島さんの対談本。
「自分以外の存在を自分の思うとおりにコントロールしようとしているときには、利他は起動しない」と中島さん。
そんな中島さんによれば、堀部さんは「沿う」ことの達人だとか。環境、自然、土地の形状、来歴、景観、動物、植物、土壌、微生物、太陽の動き、空気の流れ…。そうした人間以外の主体性を尊重し、その土地にあるべき建築の形を整えていく、というのが堀部さんの方法だと。
近代の「建築」を未来に向け更新する、画期的対話です。