





著:小松 理虔 出版社:里山
256ページ 188㎜×127㎜ ソフトカバー
東日本大震災と原発事故から10年。
魅力的な地元の人々と話し、綴った、
災間を生きるすべての人へ捧ぐ著者初のエッセイ。
福島県いわき市小名浜。
漁業の町にも観光地にもなりきれない
地元の特徴のない〈中途半端〉さに悶えながら
地域活動をしてきた著者。
災害が絶えない中、
誰もがみな、だれかの悲しみのよそ者。
それでもなお、 他者との間の線を手繰り寄せる。
そうしてやっと、私たちは見知らぬ人々の悲しみに近づくことができるのかもしれません。